本多俊之さん スペシャルセッション
2012年7月2日 大阪 ROYAL HORSE
(過去にブログにアップした内容を整理しました)
2012年7月2日は、本多俊之さんのライヴを鑑賞に、大阪ロイヤルホースへ。
http://www.royal-horse.jp/
左から、清水興さん(ベース)・東原力哉さん(ドラム)・祖田修さん(Key)。
終演後の記念撮影を横からパチリ。
その時のオフィシャルな写真はこちら↓
http://dinosax.blog27.fc2.com/blog-entry-156.html
終演後、ファンの方一人一人に、感謝の意を表す本多俊之さん。
http://dinosax.net/
本多俊之さん、1957年生まれ、東京都出身のサキソフォーン奏者。
「ニュースステーション」の音楽や伊丹十三監督の映画音楽で有名です。
恐竜がお好きで、知識も豊富、愛用の楽器にも恐竜が彫られています。
写真や経歴からは、インテリでクールなイメージの本多さん、
初めてライヴに行った時は、あ然としました(^_^;)
吹いている、大笑いか、絶叫か、無言の時が無い方なのです。
そして魅力的なのは、そのまろやかな音。
「カーブドソプラノサックス」という楽器だそうです。
よく見るサキソフォンは、アルトやテナー、管がカーブしているのに対し、
通常のソプラノサックスは、クラリネットのように管がまっすぐ、
それを曲げたのが、本多さんご使用のカーブドソプラノサックスです。
サキソフォンといえば、官能的な音が魅力、夜の音だと思っていた管理人ですが、
ファゴットのような、牧歌的な調べから、激しく突き刺さるようなジャズプレイまで、
自由自在な技と、知的な明るいキャラクターから、
管理人の中では№1サキソフォン奏者になりつつある本多俊之さんです。
回を重ねるごとに円熟味を増していくこの組み合わせ、今回も名曲揃いで、あっという間でした。
一番の圧巻は、本多さんの作品「INASE-NIGHT」。
清水興さんと東原力哉さんのリズムに乗せて、本多さんのサックスが舞い踊る感じです。
泥臭くない「和」、しっかり「和」なジャズ。
自称「太鼓屋」、力哉大明神、ご降臨でした。
そして、リキさん選曲の「A Lovely Way To Spend An Evening」、
こんなしっとりしたバラードで盛り上がる、盛り上がる。
そしてアンコールは、管理人も大好きな「Captain Senor Mouse」。
大人の実力を見せつけられたライヴでした。
終演後、感極まって、本多さんに抱きついちゃった女性ファンも出現、最初から最後まで度肝を抜かれるライヴでした。
清水興さん。
http://grooveskool.com/
本多さんに、デューク○○に似ていると言われていました。
休憩中も、熱心にベースの指導。
アンプなしでも、音がでかい♪
休憩中の、東原力哉さん。
絵画の一場面のようです。
祖田修さん。
http://osoda.jimdo.com/
実は、他のメンバーより10歳年下だそうです。
この日のライヴではありませんが、同じメンバーのライヴの動画が公開されています。
◆本多俊之 「INASE NIGHT」
https://youtu.be/IpWUKbI8U5E
叫び声や笑い声は、ほとんと本多俊之さんです。
0:00~ まろやかな本多俊之さんの語るようなサックス
1:50~ 清水興さんのベースで、テーマのリズムがスタート。
2:30~ メインテーマ。
3:35~ メインのリフ。日本の祭り!
5:30~ 本多俊之さんの独自の世界。相当高音域だと思うのですが、聞いていて疲れないし、楽しい♪
8:40~ メインテーマへ戻ります。
9:00~ 祖田修さんのピアノソロ。東原力哉さんの変拍子に引きずり込まれてからのカオスが見物!
12:05~ 本多俊之さん復活。祭りのクライマックスへ。
◆本多俊之 「マルサの女」
https://youtu.be/0ANyIURDEQg
0:00~ 5拍子のリズムにご注目、祖田さんのシンセがスリリング、雄叫びを上げる本多俊之さん♪
0:40~ 本多俊之さんのサックスによるテーマ。
2:07~ 清水興さんのベースソロ!テーマのリズムを展開、砕ける低音が独特♪
3:50~ 祖田修さんのピアノ。
6:40~ 本多俊之さんのサックスソロ。牧歌的で、滑らかな音が魅力です。
10:30~ テーマに戻ります。