本多俊之さんスペシャルセッション
2013年5月30日 大阪ロイヤルホース
2013年5月30日は、
サキソフォン奏者、本多俊之さんのライヴを鑑賞に、
大阪ロイヤルホースへ♪
http://www.royal-horse.jp/
左から、
祖田修さん (ピアノ&シンセサイザー)
→http://osoda.jimdo.com
清水興さん (エレクトリックベース)
→http://grooveskool.com/
本多俊之さん (ソプラノサックス)
→http://dinosax.net
東原力哉さん (ドラム)
→http://www8.atwiki.jp/rikiweb/
報道番組や映画の音楽を手掛けておられる本多俊之さん、
曲のインテリジェンスなイメージからは想像もつかないほど、元気いっぱいで明るい方です。
ライヴ中は、吹く・笑う・叫ぶ、で無音の状態が無い本多俊之さんですが、この日は少しおとなしめ?
まずは、本多さんのソロで、「家族ゲーム」のテーマから、「スパニッシュティアーズ」へ。
そして、清水興さんのご機嫌なソロで始まる、
「イナセ・ナイト」。
日本の祭の粋を、洗練された表現で熱く展開する名曲。
梅雨前のジメジメ感を吹き飛ばすのにぴったりです。
「和」のリズム、「太鼓!」と言えば力哉さん、
「踊り!」と言えば清水興さん、
ゆったりとした空間を作る祖田さん、
軽快に遊ぶ本多さんの音。
本多俊之さんが、コードを叫ぶ一場面も。
曲が終わった直後は、
本多さん、目を見開き、声も出ない状態に…。
ここらで、ちょっとクールダウン、バラード、「ラヴィング・ユー・スロウリー」
「たちまち」と「マルサの女」のテーマも演奏して下さいました♪
そして、次の曲?で本多さんと力哉さんが??
力哉さんが、客席に、「どっち聴きたい?」
「シャッフル・キャッスル」は…と、力哉さんはフリフリ、本多さんはキコキコ、
「イースタン・レガシー」は疲れる曲、と、二人で、激しくドラムの真似。
「疲れる方!」と冷たい客席。
アラビアの高原を疾走するような、スリリングでダイナミックな曲。
本多さんの曲は、クールと思えて、清水興さんと力哉さんの緻密さと重厚感にもマッチします。
そして、力哉さんが大好きな曲、
アン・バートンやシナトラの、
「A lovely way to spend an evening」。
このセッションでは、はずせない曲です。
「あなたと今宵そぞろ歩く…」と力哉さん、
曲の説明に、ロマンチックな言葉を並べて
「多分そういう歌やと思うんや」…どてっ!(*_*;
「♪素敵な夜の過ごし方
他には思いつかない
素敵な夜の過ごし方
これから全ての夜をあなたと共に過ごそう
ガーデンをそぞろ歩き
静かな池のほとりでキスをして
月光のきらめきに合わせ
お気に入りの歌を口ずさむ
これから全ての夜をあなたと共に過ごそう♪」
(あくまでBsktbear的ゆるゆる訳で、正確な訳ではございません<(_ _)>)
「casual stroll」、なるほど、「そぞろ歩き」!
「チークを踊ってくれたら、チャージ千円!」と、暴走する力哉さん、これこれ、お店のOKもなく…^^;
一組のカップルが進み出て、チークダンス、力哉さんもドラムをほったらかして、お客さんの女性とダンス^^;
…ドラムは、お客さんが敲いてました^^;
この演奏は、ずっと聴いていたいぐらい、甘く、ロマンチックです。
本多さんの一音一音が、とても美しく、伸びやかで、他の楽器の音が、また優しくて、盛り上げるんですね…。
これ、DVDにしてくれませんかね?
次の曲、「シャッフル・キャッスル」?
力哉さん、「?」、楽譜をガサガサ。カバンをガサガサ。…あった~!
ウキウキ♪ブギウギ♪な、楽しい曲です。
自由奔放に弾いていた次の瞬間に、本多さんにぴたりとついていく祖田さん、やっぱり凄い。
大人数のオーケストラのように、スカッと爽快に、ライヴ終了。
アンコールは、リターン・トゥ・フォーエバーの「キャプテン・セニョール・マウス」。
波のうねり感が最高!
やっぱり、これを聴かねば帰れません♪
この日は、かなりロック寄りのアレンジでしたが、…よく考えたらエレキギター無しなんですよ!
改めて、凄いセッションです!
終演後の清水興さんと、本多俊之さん。
ひと仕事終えて、ふと緊張が解けた、
穏やかなひとときです。