2013年6月14日(金)は、Soulbleed(ソウルブリード)のライヴを鑑賞に、大阪ミスターケリーズへ。
このバンド、トランペットの行本清喜さんとサキソフォンの古谷光広さんを中心に、
メンバーを変えながら、パワフルなジャズサウンドを追及しています。
3年ほど前から、清水興さんと東原力哉さんが参加し、
ギターは清野匠己さんと白山さんのダブルキャストで、
80年代マイルス・ディヴィスを追及。
大阪にニューヨークのジャズクラヴが出現したかのような空間を築いていましたが、
最近は、「音の曼荼羅」、
レベルの高い個人技と、ニューヨークに和やアフリカンのテイストが加わった多様性が、
他にはない魅力となっています。
この日は、行本清喜さんの友人、
デイヴィッド・オーネット・チェリーさんが初来日。
オーネット・チェリーさんは、 伝説のジャズトランペッター、ドン・チェリーさんのご子息。
行本清喜さんは、学生時代に渡米し、
ドン・チェリーさんと共同生活をしながら、音楽活動をなさっていたそうです。
この日のライヴも、次から次へと展開されるSoulbleedの迫力と、
聴いたことのない世界に目を見張るばかりでした。
オーネット・チェリーさんは、前衛的なピアノも素敵でしたが、
ニューヨーク!な、イースト・ビレッジ!なシンセ!
骨太なのに、クールでユーモラス、淡々と、無常感さえ感じるような…。
「Energy Circulation」では、会場も参加必須、とのことで^^;
「せっせっせ♪」の「せっせ♪」を、互いの両手を合わせたり、手拍子したり、
熱いはずなのに、クールな不思議な世界が繰り広げられました。