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Soulbleed 行本清喜さん30周年記念レコーディングライヴ
featuring 清水興さん・東原力哉さん

2013年9月21日 大阪ミスターケリーズ

2013年9月21日に大阪ミスターケリーズで行われた、ソウルブリードのライヴに行ってきました。
ソウルブリードは、トランペットの行本清喜(ゆきもと せいき)さん、サキソフォンの古谷光広さん(ふるや みつひろ)さん、を中心に、
メンバーを変えながら、パワフルな演奏を続けているバンドです。

この日のメンバーは、
行本清喜さん (トランペット・ケーニャ)
清水興さん (エレクトリックベース)
東原力哉さん (ドラム)
祖田修さん (シンセサイザー・ピアノ)
古谷光広さん (サキソフォン)
清野拓巳さん(エレクトリックギター)

左後ろから、祖田修さん、東原力哉さん、清水興さん、
手前の眼鏡の若者は岸佳佑さん、清野拓巳さん、行本清喜さん。

あっ!! 古谷光広さんが入っていない!!!
^^;;;; このバンド、皆さん大柄なので……ごめんなさい<(_ _)>

今年は、リーダーの行本清喜さんの演奏活動30周年ということで、
記念CD制作のためのライヴレコーディング。
…ライヴレコーディングって???
行本清喜さんから、会場のあちこちにマイクが設置されているので、
放送禁止用語を口にしないように、との注意が。
…そんなこと言われたら、力哉さんが黙っているはずが…^^;

Soulbleed

ソウルブリードのスタイルは、
テーマの短いフレーズとコードが決まっているだけで、
誰かにスポットを当てながら、熟練の技が延々と続き、これが、凄い!

この日は、全て行本清喜さんのオリジナル曲。

いつの間にか、ドラムの東原力哉さん対
行本清喜さん、古谷光広さん、清野匠巳さん、の一騎打ち状態に!
力哉さんが、追い込む、追い込む…、そして引き出される、新たな世界。

行本清喜さんの作品は、意外にもメロウ系。
先日、大阪も台風で避難勧告が出た地域もありましたが、
その台風の音を聴いていて、書き上げた作品も、意外にも優しい感じの曲でした。
シリアで辛い思いをしている女性や子どもたちへの想いをこめた「マリア」は、
アラビア風のリズムで、またソウルブリードの新たな境地を感じさせました。

また、歌詞が間に合わなかったので、「ラララ」で、と
突然ステージに呼ばれた、シンガーの山添ゆかさんとアリヤ美穂さん。
楽譜もないのに、伸びやかなフェイクで、
ソウルブリードを華やかに盛り上げてのクライマックス。

行本清喜さん

「俺の息子!」と、嬉しそうな力哉さん。
アンコールに、力哉さんの愛弟子、岸佳佑さんが、「スプラッチ」で参加!
弟子を卒業して1年、最近はリーダーライヴでもご活躍中。
さすが弟子!の、力哉さんと同じスタイルで、若さ爆発! 
力哉さんのドラム、特にソロは、凄まじいけれど、喧しいのとは違います。
しっかり、受け継がれ、お見事!
その成長ぶりに、ステージ上でも、メンバーが目を輝かせて見守っておられました。

東原力哉さんと岸佳佑さん

清水興さん。

この日の曲は、特に、最近ご愛用のMoonギターのジャズベースに
マッチしていたと思います。

清水興さんは、「音が砕ける」と表現なさっておられる通り、
このベース、清水興さんの手にかかると、
骨太の低音から、音程がなくなるというか、パキパキした音に変化し、
大地を切り裂くような凄みが出て、
ジャズを超えるジャズ、ソウルブリードの曲にぴったりでした。 次回Soulbleedのライヴは、11月22日(金)大阪ミスターケリーズです。
CDは、来年1月のライヴで発売だとか。
さて、どんなライヴCDになるのか、楽しみです!

清水興さん

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