ステージ、向かって左から、ピアノに向かう和泉宏隆さん、
ベースの大澤逸人さん、真っ白なシャツが眩しい岩見和彦さん、ドラムの則武裕之さん。
NANIWA EXPの時より、ステージが広く感じるのは何でだろ?
カズボンさん、NANIWAを置いてくでしゅか?…なんて不安もふっとぶ、綺麗な音に無心に聴き入る、素敵な大人のライヴでした。
銀髪を束ねて上品な雰囲気漂う和泉宏隆さん。
軽やかで、さりげなくグル―ヴィー、そこはかとなくキラキラなピアノ。
カズボンさんと相通じるものが…。
穏やかな口調で、ユーモアたっぷりのトーク、語られずに終わった「海老フライの話」気になります!
ドラムは則竹裕之さん、一打一打が絵になる清楚な男前、
演奏もゴージャスで迫力のある方ですが、この日は、光る技で存在感を示しつつ、肩の力の抜けた、いい演奏でした。
…では、どんなベーシストを組み合わせるんでしょうか?
大澤逸人さん、長い黒髪、黒のTシャツに、ベースは濃いピンク色!?
頭ぶんぶん、パワフルで安定感のある音…やっぱり?
さて、どんな曲が演奏されるんでしょう?
カズボンさんの「How's your Mammy?」、お母様のことを曲にしたそうですが、元気一杯の曲。
カズボンさん、アイラインを弾いたらお母様そっくりだそうで?
「Going to Key West」、う~ん、カズボン・ギターならではの爽やかさ。
えっと…time?once?追憶の曲、このせつなさも、らしい!
そして、和泉さんのバンド、PYRAMIDの「トルネード」、かっこいい~!
Jフュージョンを堪能したところで、
ハービーハンコックの「カンタロープ」、このメンバーですもん、思わずほくそ笑む、ご機嫌な演奏です。
いやぁ~、いい曲楽しませて頂きました。
そして、ナニワエキスプレスの「Believin’」。
NANIWA EXPの曲で、管理人が大好きな曲、…やっぱり一番好きな曲です。
「希代のメロディメーカー」岩見和彦さんを象徴する、綺麗な曲です。
この日は、爽やかな、アコースティック風のサンバ調。
ギターのメロディをしっかり支える、和泉さんのピアノ、懐かしい、少し籠ったローズの響き…
この曲の聴きどころである、ピアノソロ(ナニワエキスプレス時代はマコさん担当)、美しい…
そして、管理人が一番好きな部分、NANIWA EXPでは、他の楽器が合体して燃え上がる情熱の炎に、
星屑をまき散らすようなカズボンさんのギターソロ、
この日は、さりげなくも、あまりにも美しく、切なく、心に迫るものがありました。