丁寧な解説と映像は、ひーやんさんのブログでお楽しみください。
NANIWA EXPRESSは、一度解散の後、「NANIWA EXP」として活動しています。
そして、ピアノとサキソフォンの青柳誠さんは、NANIWA EXPを離れ、別の道でご活躍中です。
今回は「NANIWA EXPRESS」、あの頃に戻って、楽しみましょう、ということかな。
マコ(青柳誠)さんのピアノが、意外に小型なのが新鮮です。
清水興さんのコールで、会場一斉に、「おかえり~!」
おおお!最初から、青柳誠さんのサキソフォンの窒息ショー!(うそです<(_ _)> 超人的なロングトーンのご披露。)
やっぱり、熱いジャズスピリット、素晴らしいアーティストです、青柳誠さん。
5人の音の厚みと拡がり、そして独特の酩酊感、これです!これがNANIWA味!
でも、実際、全員が同時に音を出している時間は意外に短くて、また不思議でした。
NANIWA EXPRESSと言えば、音がでかくてやかましい曲、と思われる方もおられますが、
実は、ジャズスピリット溢れる優しいバラードも多いのです。
「Loving you, Sometimes Leaving You」、
青柳誠さんの、月夜のような、キラキラしっとりな、ピアノの名曲。
ケンジターで近づく中村建治さん、いきなり、ずびゃ~!な音で語り始めます。
あははは!ケンさんの高度なギャグだと思って大笑いしていたら…
マジですか(゜-゜)
ビルボードでまさかの仕切り直し!
ケンジターで、甘く包み込むように愛をささやく曲ですもんね(*^_^*)
管理人は、カジュアルシートで横から鑑賞していたのですが、
ステージの右サイドから、左におられる青柳誠さんや岩見和彦さんに、接近していく中村建治さん、
なぜか、ケンジターを抱えて後ずさりなのが、個人的には面白かったです(^_^)
カジュアルシートのサイド席、見づらいかと思いきや、臨場感が最高♪
懐かしい名曲、名場面の数々。
身の程を知らずに、NANIWA EXPRESSのコピーにあけくれた管理人の青春時代。
NANIWA EXPRESSが解散し、ブルーノートでの一時的な再結成ライブ、
全く色あせることなく輝いていた5人のNANIWA EXPRESS、
どうしても、もう一度聴きたい、そう思ったあの日から、もう20年近く。
NANIWA EXPRESS時代、一番暴れていたのは、青柳誠さんだったように思います。
でも、この日はおとなしめ、
逆に、青柳誠さんに触発されて、進化した4人のメンバーがさらにエネルギー放出、
演奏技術は言わずもがな、曲が素敵なんだな。
やっぱり、管理人にとって最高のバンドです。
この日は、NANIWA EXPRESSの再現というよりは、
青柳誠さんというフィフスエレメントが加わって、昇華したNANIWA EXP、という印象を受けましたが、
いやいや、何の何の…これは序章に過ぎないのでした♪