2017年5月31日は、ULTRA TRIOを鑑賞するために、
大阪Mister Kelly'sへ。

ULTRA　TRIOとは、
　ギター：　山口武さん
　ベース：　清水興さん（写真　左）
　ドラム：　東原力哉さん（写真　右）、

この、達人中の達人3人が、
山口さんの難解な作品を淡々と演奏するのですが、
クールかつリラックスムード満開、
癖になる不思議な魅力を持っています。

紫色のつなぎを纏った東原力哉さん、女性客に向かって、「好きな色は？」
「むらさき」との答に微笑むと、新しいドラムセットの、クリスタルビートが艶やかな紫色の光に包まれます！

２ステージ目は、「オレンジ」のリクエストで、暖かいオレンジ色に！
新たな騎士道のようですね♪

このドラムセット、とても綺麗だと褒められるのだそうですが、
「で、演奏は？」と尋ねると、(？_？)…となるので、ドラマー心としては、複雑なのだそうです。

さて、おなじみ、「ドンキーゼブラ」でスタート。
メキシコのティファナで、観光客用に、白黒に塗られたロバのイメージだそうです。

久しぶりなのに、笑顔を見せずに演奏なさる清水興さん、
楽しくていい気分なのだそうですが、久しぶり過ぎて、油断すると落とし穴が待っているそうで。

山口武さんも、ご自分の作品ながら、演奏は大変だったりするそうで、…でもこの曲は難しいところがない、とホッとなさると、
東原力哉さんの譜面には超難解なパートがあるようで、ギャラが割に合わない、と吠える力哉さん。
だいたい共演者の方はスルーなさるのですが、山口武さん、
「あげたいのは、やまやまやけど」としみじみ。これには力哉さんも笑うしかないのでした♪

あまり演奏されたことがない、「エンジェル　イン　ホワイト」、タイトルの意味を清水興さんに訊かれ、
「天使の中の白！」とのお答えでした。特別な白、見たことのない白、雲の上を探検？

山口武さん品以外の曲では、「不思議な国のアリス」が演奏され、圧巻でした。

ジャズともブルースともつかぬ、淡々と紡いでいく感じ、アナログ時代のサスペンス映画のエンドロールのような、
懐かしいような、掴めたようで掴みきれない、余韻に浸るのでありました。

右端の青年は、東原力哉さんのローディ、
しばっちさん。
https://twitter.com/drumsshibata
職人ローディ―としての技術の確かさに加え、
ドラマーとしてもご活躍中♪
神戸　三宮のzafiroで、
セッションのホストバンドを務めておられるので、
是非、覗きに行ってみてくださいね♪
http://www.barzafiro.com/