Macoさん スペシャルライヴ
2017年9月5日 大阪 ロイヤルホース
2017年9月5日は、広島のシンガー、Macoさんのライヴを鑑賞するため、大阪ロイヤルホースへ
Macoさんは、宮島観光大使をなさっているとのこと、なぜか巫女さん風の女性を想像していたのですが…
登場したのは、ルパンの不二子ちゃんのような、ダイナマイトボディの女性!
こちらは、2回目のステージの衣装のMacoさん、
マリリン・モンローみたいで、お気に入りの一枚です。
声も甘いハスキーボイスで、聴いていると、なぜか気持ちが穏やかになっていくのでした。
ピアノは、古川初穂さん。
(お名前を見て、女性だと思っていたら、男性でした!)
80年代は、日本でも優れたフュージョンバンドがいくつもありました。
電子楽器中心に、少人数で、オーケストラ並みの迫力を出し、
歌詞なしで感動を与える、そんなバンドに熱狂したものです。
古川初穂さんのバンド、羅麗若(られいにゃ)も、関西フュージョンの最高峰と言われ、
知る人ぞ知る、伝説のバンドとなっています。
今回のライブは、関西フュージョンの雄、NANIWA EXPRESSの清水興さんと、羅麗若の古川初穂さんとの共演も注目です。
Macoさんの歌は、安全地帯の曲から始まり、
朱里エイコさんの曲など、ジャズではあまり耳にしない曲でしたが、
Macoさんらしい、ふんわりしたジャズとなっていました。
クイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」が、ジャズになったのは、びっくりでした。
あの絶望的な歌詞がさらっと聞こえ、「たいしたことじゃない」という歌詞のメッセージは伝わっていて、
こういう歌だったのか、と今頃再発見でした。
そして気づいたのが、クイーンなのに、ギターがいない!ドラムもいない。
歌謡曲はフルバンドですよね?
ピアノとアコースティックベースだけ、です。
Macoさんは、広島の宮島観光大使で、キャンペーンソングも歌っておられるそうですが、
心から宮島のことがお好きで、「〇〇年に不動明王さまが還ってきて、ふふふ」と楽しそうに語られ、
ついていけないのは、私だけかな、と心配になるのでありました。
ベースの 清水興さん、後ろで楽譜を確認しながらサポートしておられましたが、
最後は、Macoさんが後ろに来られ、一緒に歌っておられました。
普段ライヴで聴く機会のない曲がいくつもあり、
シンプルな構成で、それぞれの音色をそーっと引き立てあい、
空気が綺麗になっていくような、そんな時間でした。