NANIWA EXPRESS PREMIUM 6DAYS @ Mister Kelly's 5日目
2018年3月21日 大阪 Mister Kelly's
恒例、NANIWA EXPRESS ミスターケリーズ プレミアムライヴ!5日目♪
会場はもちろん、大阪の老舗ライヴハウス、Mister Kelly's!!!
連続公演5日目、前日はちょっと疲れ気味だったのかと思うほど、ますますパワーアップ!
そして、上手い下手の域を超越したメンバーですが、日々確実に進化しています。
まだまだ伸びるって、どういうこと???
ギターの岩見和彦さん
メンバーの音楽のルーツをたどるコーナー、この日は岩見和彦さんでした。
最初はグループサウンズだそうで、そしてロックへ。
皆さん、音楽に目覚めたきっかけは、今のイメージからは意外な路線のような気がします。
皆さんが最初にはまった音楽を今も続けておられたら、ファンにならなかったかもしれません。
不思議なものです。
メンバー全員、現在ハードだったりパワー優先というより、繊細で緻密な傾向の方ばかりなのに、
NANIWA EXPRESSというバンドになると物凄いエネルギーが放出される秘密は、そこにあるのでしょうか。
そして、ジェフ・ベック。
私、知人から、カズボンさんのギターはジェフ・ベックの真似だと言われて腹が立ったことがありますが、
共通する美意識が伝わるのかもしれません。
急逝されたミスターケリーズの店長、窪田さんに捧げる、深く心に染みる演奏でした。
…と思うと、180度別の世界へ。
「月光仮面」を渋いギターと、とぼけた歌で。
何でも器用にこなしてしまう、岩見和彦さん。
面白過ぎて、でも前の曲の余韻を消しきれず、窒息しそうでした。
東原力哉さんと清水興さん。仲良しの図♪
力哉さんは、恥じらって顔を隠しているわけではありません♪
銅鑼などの大きな楽器がドアから入らないので、代わりにパーカッションのシンセ?を使っておられるのですが、
鳴らなくなり、二人で真剣に、ああでもない、こうでもない、と対応中。
大事なのですが、なぜか微笑ましい場面でありました。
サキソフォンとピアノの青柳誠さん。
この日特筆すべきは、アンコールでのゲスト、外道の加納秀人さん。
今では考えられませんが、日本でロックが不良の文化とされていた時代から、
日本の高度成長とともに駆け抜けてきた外道、多くのミュージシャンに影響を与えた方です。
NANIWAのメンバーが前座を務めたこともあったそうで、最近は清水興さんと共演なさっています。
いつもの鏡獅子の姿も艶やかですが、ブルースマンの姿も美しいのでありました。
懐の深いブルース、NANIWAが束の間、ブルースバンドになっていました♪
5日目も、やっぱり来てよかった!
2019/3/13 更新